営業部門

従業員を大切にする会社だと思います。現在は残念ながら控えている状態ですが、コロナ禍以前は年一回の社員旅行や、ホテルでの食事会を家族招待で実施してくれるなど、家族も含めて大切にしてもらえていると感じます。

東日本大震災の時に、被災地で設備復旧作業や復興工事に従事したことです。岩手県の住宅センターが運営している県営住宅を対象に、仮設住宅の夏場対策としてエアコンを設置しました。状況が状況なので、作業員の確保やエアコン自体の手配が難しく苦労しました。また故障も頻繁に発生したため、その修理手配も大変でした。
被災者の方は心身ともに衰弱されている状況だったため、エアコンの設置は命に関わる重要な取り組みだという認識があり、必死で頑張りました。

思いやりです。顧客目線での提案に必要不可欠です。例えばエアコン単体での修理を依頼されたとしても、単純にその対応をして終わりではなく、全体的に状況を俯瞰し、課題がどこにあるかを見極め、よりお客様にとってメリットの高い提案をすることを心掛けているのですが、その取り組みも思いやりが起点になっています。

お客様へ快適な環境をご提供できた時です。当社はエアコンの専門家とみられる場合が多いので、機種選定力を生かしたご提案をしますが、お客様が期待される「快適環境」は様々です。例えば、地域柄に合わせて寒冷地用のエアコンをお選びしたり、補助金適用対象かどうか、省エネ対策になるかどうかなどを合わせてご案内するなど、常にお客様にとっての「快適」を追求しています。お客様が当初期待されていたこと以上のご提案ができて、無事にご満足頂けた時、この仕事をしていてよかったと感じます。

段階を踏んで建設的な思考ができるようになりました。複雑なことを単純化して、ひとつひとつを分解・簡略化できるようになりました。それができると実践で応用しやすいので、ぜひ後輩にも身に着けてもらえるよう指導していきたいです。

自分自身、失敗を恐れずチャレンジして成長につなげたいと考えていますし、入社される方にもぜひチャレンジ精神を大切にして頂きたいと考えています。特に営業部は、お客様ご自身も気が付いていない潜在的なご要望まで先回りする目線を持ち、しっかりと提案内容に落とし込むことが必要です。お客様がおっしゃる言葉の奥に潜む本当のご要望を引き出すことは非常に難しいため、最初のうちは失敗するかもしれません。しかし、お客様のライフスタイルを踏まえた有益なご提案をできるようになるためには必要な失敗だってあります。失敗しても次の成長に生かす意気込みで、社員同士支え合っていければと思います。